2023年最初のイベントは、映画館で映画を観て、感想を語り合う「映画鑑賞ワークショップ」でした!
今回、初の試みとなる映画鑑賞ワークショップを開催させていただいたのは、出町柳にあるミニシアターの出町座さん。
鑑賞する作品は三宅唱監督の『ケイコ 目を澄ませて』です。
映画を観る前に出町座の田中さんからお話をしていただき、「誰が映画を作ると思いますか?」と言う質問の後に、
「映画は観ることで完成するので、観る人も映画の作り手の1人」
「だからどんな感想をもっても間違いではない」
ということを子どもたちに説明していただきました。
また上映後の感想の共有に先立ち、田中さんから、
・何が映っていたか
・この後どうなったのか
というテーマをいただきました。
そのテーマを頭の片隅に入れて、いざ鑑賞へ!
上映時間約100分の間、みんな集中して映画を観ていました。
それぞれの見方、感性で『ケイコ 目を澄ませて』を感じとってくれたようでした!
そして映画鑑賞のあとは再び田中さんをお招きして、 子どもたちに映画の感想や田中さんからのテーマについて、話してもらいました!
子どもたちの感想は十人十色で、まさにそれぞれの中で様々な「作品」が出来上がったことがよく分かりました。
田中さんへの質問では、『ケイコ 目を澄ませて』の魅力や、
作品だけではなく映画館の役割についての質問も子どもたちから出ました。
なかなか聞けない映画館の方の話に、子どもも大人スタッフも興味津々でした!
ひとつの映画をみんなで観て、その感想を映画館の人も交えて共有し合う、
普段なかなかできない貴重な体験をさせていただきました。
ワークショップ後のアンケートでも
「また映画ワークショップしてほしいです」
「自分の観ない映画を観れるのでいいと思いま した」
「もっと映画鑑賞がしたいです!」
などなど、子どもたちもとても楽しんでくれたようで良かったです。
出町座さん、お忙しい中ありがとうございました!
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